『Sally』

柔らかく微笑んだ午後の太陽避けながら
少しだけ微睡んだ後の君がくれた接吻
窓のない部屋に差し込んだ光 君と呼んだ
もしかしたら僕達の存在 きっと一つなんだ

言葉もなく見つめ合った グラスの中の氷の音まで
耳に残り離れない 君の吐く息が少し重い
見つからない次の台詞 もう僕達はずっと予感していた
いつまでも傍にいたい ただ二人は余りにも似過ぎていた

今日からはもう隣に君がいない 早く慣れてしまえたらいいと思うけれど
眠りから覚めるまでだけの夢と思いたい 僕の左側に君がいないなんて
これが夢じゃないのならば 誰かこの光消しておくれ

床に散らかっている君の写真拾い上げて
ガラスケースの中の僕はいつもの夢を見る
この部屋に残された君のタバコ火を点けて
目覚めたら会えぬ事 分かっているから目覚めたくない

初めから気付いていた だって僕自身そうなんだから
君には忘れられない 心に棲む誰かがいる事を
真夜中の公園で君はブランコに座ったまま地面に
指先で僕の名前書いて 僕の方を見ようともせず消した…

ほら 顔を上げて 涙拭いて もう僕のために泣かなくてもいい
これでいいんだ 君は彼の下に帰るべきなんだ
僕だけを許さないで 償うために愛することすら出来ない
君は僕だけのものにならないからこそ君なんだ

今日からはもう隣に君がいない 早く慣れてしまえたらいいと思うけれど
眠りから覚めるまでだけの夢と思いたい 僕の左側に君がいないなんて
今日からはもう君がこの部屋に来る事もない そんな毎日に慣れてしまおう
君が誰といるとしても 忘れられる筈もない
君を想う時 君は僕の中にいるんだから…
こんな僕でいる事だけは許して笑ってくれないか?

Lyrics & Music
HIRAKU
Arrangement
TRUE-REBEL
Programming & Mixing
Toshiro TOMOE
Guitar
Masaki KUBOTERA